英検(実用英語技能検定)は、文部科学省後援・日本英語検定協会主催の最も歴史ある英語検定。「読む・聞く・書く・話す」の4技能を総合評価する、日本の伝統的な英語資格です。
TOEICが「ビジネス英語のスコア型」なのに対し、英検は「4技能総合評価+級別合格制」。1級・準1級・2級・準2級・3級・4級・5級の7段階で、「準1級=大学中級〜大学卒業レベル」「1級=専門家レベル」とされます。
級別の目安
- 5級〜4級:中学レベル
- 3級:中学卒業(高校入試対応)
- 準2級・2級:高校卒業(大学入試対応)
- 準1級:大学中級〜卒業(TOEIC 730点相当)
- 1級:専門家レベル(TOEIC 900点超相当)
英検は年3回(6月・10月・1月)の通常実施+随時実施のS-CBT。「一次試験(筆記+リスニング)」+「二次試験(面接)」の2段階で合格判定されます。
準1級試験データ(2026年版)
- 受験料:10,500円
- 受験資格:なし(誰でも受験可)
- 一次試験:筆記90分+リスニング30分=合計120分
- 二次試験:面接約8分(一次合格者のみ)
- 合格率:15%前後
「S-CBT」で随時受験可能
「英検S-CBT」は「リスニング・スピーキング・ライティング・リーディングを1日で完結」するCBT方式。通常実施の年3回を待たずに、ほぼ毎週受験可能。留学・進学のためにスコアが急ぎ必要な方に最適。
① 「4技能総合」の英語力証明
英検準1級は「読む・聞く・書く・話す」の4技能すべてが評価される。「TOEICでは測れないスピーキング・ライティング力」も含めた総合的な英語力の証明になります。
② 大学入試・大学院入試で活用
多くの大学が「英検準1級以上で英語試験免除」などの優遇措置を実施。「準1級=大学卒業レベルの英語」として、進学に直接役立ちます。
③ 教員採用試験で優遇
英語教員を目指す方には「英検準1級が事実上の必須」。「中学・高校の英語教員採用試験」で英検準1級以上を優遇する自治体多数。
④ 月3,000〜10,000円の資格手当
多くの企業で、英検準1級取得者には月3,000〜10,000円の資格手当。「準1級=TOEIC 730点相当」として、TOEICと同等の評価が得られます。
⑤ 英会話・翻訳・通訳業界への入口
準1級以上は「翻訳・通訳・英会話講師」を目指す方の事実上のスタートライン。「1級取得=専門家レベル」として、業界での評価が大きく上がります。
2級〜TOEIC 600点レベルの方が準1級を目指す6ヶ月プラン。合計300〜500時間を目標に。
第1〜4週:単語7,500語の暗記(80時間)
「英検準1級 でる順パス単」で7,500語を集中暗記。「準1級は語彙力勝負」と言われ、単語が合否を分けます。
第5〜12週:読解+リスニング強化(120時間)
過去問の長文読解+リスニングを徹底演習。「Part 1〜3の解答パターン」を体に染み込ませます。
第13〜18週:ライティング対策(70時間)
「準1級ライティング(120〜150語)」の頻出テーマを20題以上書いて添削。「主張+3つの理由+結論」の型を身につけます。
第19〜22週:スピーキング対策(50時間)
二次試験対策の「4コマイラスト説明+質疑応答」を練習。オンライン英会話で実戦的に対策するのが効率的。
第23〜26週:模試+直前対策(50時間)
過去問5回分を本試験形式で実施。「弱点」を集中補強。S-CBTで本試験前に1回受験して感覚を掴むのが定石。
英検準1級は独学合格者多数ですが、「ライティング・スピーキング」で添削が欲しい方は通信講座が有効(PR)。
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Case 1:22歳・大学4年生(東京)
就活前に英検準1級を取得。市販テキスト+オンライン英会話で6ヶ月、一発合格。「大学入試で英検2級→大学で6ヶ月勉強して準1級。商社内定の決め手になりました」。
Case 2:32歳・元中学英語教員(神奈川)
英語教員として勤務しながら準1級→1級と進める。独学2年で1級合格。「準1級=教員必須レベル、1級=専門家レベル。1級取得後、教員から塾講師業へ転身、年収450万→650万円」。
Case 3:40歳・主婦→翻訳業(埼玉)
子育て一段落で翻訳業を目指して挑戦。スタディサプリ+オンライン英会話で8ヶ月、準1級一発合格。「4技能対策で総合力を磨けた。準1級合格後、翻訳会社のトライアルに合格、フリーランス翻訳者として独立」。
英検準1級・1級は、「4技能総合の英語力証明」として、教育・翻訳・通訳業界で高い評価を得られます。
| 業界・職種 | 想定年収 |
|---|---|
| 英語教員(中学・高校) | 450〜650万円 |
| 塾・予備校 英語講師 | 400〜800万円 |
| 翻訳・通訳業 | 450〜1,000万円 |
| 大手企業 海外営業 | 600〜900万円 |
王道ルート:準1級 → 1級 → TOEIC高得点 → 通訳案内士
英検準1級→1級→「TOEIC 900点」「通訳案内士」と進むのが王道。「英検1級+TOEIC 900点」のセットで翻訳・通訳業界で年収700万円超のキャリア。
目的次第。「ビジネス・転職→TOEIC」、「進学・教員・4技能総合→英検」。準1級=TOEIC 730点相当。両方持つのが理想です。
そう言われています。「準1級と1級の差はTOEIC 200〜300点分」と言われるほど大きい。「翻訳・通訳・大学教員レベル」の語彙力と表現力が必要です。
準1級合格者でも、「1級は2〜3年計画」が必要なケースが多い。10,000語の語彙力+エッセイ作成力+スピーチ力が必須。
十分可能。「でる順パス単+過去問+オンライン英会話」の組み合わせで多くの方が独学合格。ライティング・スピーキングで添削が必要ならコーチング併用が効率的。
急ぎならS-CBT(随時)、じっくりなら通常実施(年3回)。「就活・進学・転職で急ぎスコアが必要」な方はS-CBTを活用。難易度は同等です。
オンライン英会話の「英検二次対策コース」が最も効果的。「4コマイラスト説明+質疑応答」の型を体に染み込ませるまで練習。10〜20回練習すれば対応可能。
資格自体は有効期限なし。ただし「進学・就職での評価は2年以内が標準」と運用されます。準1級・1級は希少なので、生涯にわたって評価される傾向。
数字は厳しいですが、4技能総合評価のため弱点科目をなくせば合格圏。「読む・聞く・書く・話す」のバランスを取る学習が合格のコツです。
確かに多いですが、「でる順パス単」を3周すれば対応可能。「準1級頻出の3,000語」を完璧にすれば、合格圏は十分見えます。
英検の先には、TOEIC高得点・通訳案内士・翻訳業、そして英語教員・国際関係の世界が広がっています。